将棋の基本ルールとコマの動かし方|超入門ガイド
りょうさん、将棋のルールってちゃんと習ったことがなくて、駒の動かし方すらあやふやなんです。
大丈夫、自分も最初はそうだったよ。将棋は最初のルールさえ覚えれば、あとは実戦で慣れていくものだから。
8種類も駒があるって聞いて、ちょっと身構えてます…
実は動き方には共通のパターンがあるから、思ったより覚えやすいんだ。今日は基本ルールから丁寧に説明するね。
将棋を始めて15年になりますが、最初にルールを覚えたときの「駒によって動き方が全部違う」という感覚は今でもよく覚えています。ただ、実際にはそれぞれの駒の動きにはちゃんと理由があり、順番に理解していけば決して難しくありません。
この記事では、将棋を全く知らない方に向けて、盤の基本から駒の動かし方、勝敗の決まり方までを一から解説します。

将棋盤と駒の基本
将棋は、9×9マス(81マス)の盤の上で、2人のプレイヤーがそれぞれ20枚、合計40枚の駒を使って対局します。先に指す方を「先手(せんて)」、後に指す方を「後手(ごて)」と呼びます。
盤の座標は「筋(すじ)」と「段(だん)」で表します。筋は右から左へ1〜9の数字、段は上から下へ一〜九の漢数字で表し、たとえば「7六」であれば右から7番目・上から6番目のマスを指します。
8種類の駒とその動き方
将棋には8種類の駒があり、それぞれ動き方が決まっています。
| 駒 | 枚数 | 動き方 |
|---|---|---|
| 王将/玉将 | 1枚 | 縦・横・斜めに1マスずつ、どの方向にも動ける |
| 飛車 | 1枚 | 縦・横に、駒がある限り何マスでも動ける |
| 角行 | 1枚 | 斜めに、駒がある限り何マスでも動ける |
| 金将 | 2枚 | 縦・横・斜め前の6方向に1マスずつ動ける(斜め後ろには動けない) |
| 銀将 | 2枚 | 斜め4方向と、前方に1マスずつ動ける |
| 桂馬 | 2枚 | 前方に2マス、横に1マス進む「Lの字」の動き(他の駒を飛び越えられる) |
| 香車 | 2枚 | 前方にまっすぐ、駒がある限り何マスでも動ける |
| 歩兵 | 9枚 | 前方に1マスだけ動ける |
王将(玉将)は「王手(次の手で取られる状態)」をかけられ、逃げ場がなくなると負けになる、将棋で最も重要な駒です。飛車と角行は遠くまで動ける強力な駒で、「大駒(おおごま)」とも呼ばれます。

駒を成る(なる)ルール
自分の駒が、盤の奥3段(相手陣内の3段目まで)に入る、出る、または内部で動いた場合、その駒を裏返して「成る(なる)」ことができます。成った駒は、王将と金将を除いてすべて金将と同じ動きになります(飛車と角行だけは例外で、元の動きに加えて金将のような動きが1マス分プラスされます)。
| 駒 | 成った後の呼び方 | 動き方 |
|---|---|---|
| 飛車 | 龍王(りゅうおう) | 飛車の動き+斜め1マス |
| 角行 | 龍馬(りゅうま) | 角行の動き+縦横1マス |
| 銀将 | 成銀 | 金将と同じ |
| 桂馬 | 成桂 | 金将と同じ |
| 香車 | 成香 | 金将と同じ |
| 歩兵 | と金 | 金将と同じ |
成るかどうかは基本的に自由に選べますが、成った方が有利になる場面がほとんどです。特に歩兵が「と金」に成ると、金将と同じ強さで動けるようになるため、終盤の攻めで非常に強力な駒に変わります。
将棋ならではのルール:持ち駒
将棋がチェスと大きく異なる最大の特徴が「持ち駒(もちごま)」のルールです。相手の駒を取ると、その駒は自分の持ち駒となり、自分の手番のときに盤上の好きな空きマスに「打つ(うつ)」ことができます。取った駒が自分の戦力として復活する、これが将棋の戦略を非常に奥深いものにしています。

持ち駒を打つときの禁じ手
持ち駒を打つ際には、いくつかの禁止ルールがあります。
- 二歩(にふ): 同じ筋(縦の列)に、すでに成っていない自分の歩がある状態で、もう1枚歩を打つことは禁止
- 行き所のない駒: 歩・香車を一番奥の段に、桂馬を奥から2段目までに打つことは禁止(それ以上動けなくなるため)
- 打ち歩詰め(うちふづめ): 歩を打った結果、その一手で相手を詰ませることは禁止(他の駒で詰ませるのは問題ない)
自分が初心者の頃に一番よくやってしまったミスが「二歩」でした。盤面が混み合ってくると、同じ筋にすでに歩があることに気づかず打ってしまい、反則負けになった経験があります。
勝敗の決まり方
将棋の目的は、相手の王将(玉将)を「詰み」の状態にすることです。詰みとは、王手をかけられた状態で、どう動いても次の手で王将を取られてしまう状況を指します。

自分から見て「詰みかどうか」を正確に判断する力は、経験を積むほど身についていきます。最初のうちは、王将が逃げられそうな場所がないかを一つずつ確認する癖をつけると、着実に読みの力がついていきます。
まとめ
将棋のルールは、8種類の駒の動き方と、成りのルール、そして持ち駒という独自のシステムを理解すれば、基本はマスターできます。最初はすべてを完璧に覚えようとせず、実際に対局しながら少しずつ体で覚えていくのがおすすめです。
持ち駒のルール、将棋ならではで面白いですね!二歩には気をつけます。まずは基本の動きから覚えてみます。
焦らず一つずつ覚えていけば大丈夫。次は具体的な戦法の話もしていくから、楽しみにしていてね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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